リニア研究会〜大阪・スタジアム視察〜
山梨県議会リニア議連 リニア研究会の視察で大阪へ。
リニア未来都市構想の中にも組み込まれることになっている
サッカー等の総合球技場についての視察です。
2日間で2つのスタジアムを視察しました。
1 市立吹田スタジアム
ガンバ大阪のホームスタジアム。
最大収容人数4万人。140億円をかけて建設。100億円余を募金で集めるという
全国でも稀有な例で誕生したスタジアムです。
近くにアウトレットモールを併設。
年7億円の管理運営費。平成28年は自主運営のみで
税の投入なくできたとのことでした。
試合のない日でも、結婚式や入社式、スタジアム見学ツアーなどで
経費を捻出。また、芝生がまだピッチに定着していないため
当初予定していたコンサートや一般のチームへの貸し出しは
当分できないとのこと。芝生が定着するには最低5年は
かかるので、それ以降にそのようなイベントは考えるとのことでした。
募金に関してですが、5万円以上寄付すると、その額に関係なく
半永久的にスタジアムにプレートを飾ってくれるとのこと。
そのプレートが ↓
これは一つのアイディアだなと感じました。
2 キンチョウスタジアム
次は長居公園内にあるセレッソ大阪のホームスタジアム「キンチョウスタジアム」。
スタジアム規模は20,500人。ほぼ山梨県で作るレベルと同じくらいです。
何回かの補修工事を行っており、2020年に向けて第3期回収を予定している
とのこと。規模を確認する意味で非常に参考になりました。
駅からも歩いて10分。立地が非常に良い場所にありました。
今から改修でつけるそうですが、やはり観客席には屋根は欲しいところ。
騒音対策のため、通常正面から見て左側にあるホームサポーターの観客席を
右に設置。配慮していた。
やはりここでも試合がない時の活用方法が課題になっているとのこと。
第3期改修では、保育所やレストランなどを入れる検討をしているとのこと。
本県のスタジアムにもその様な検討は必要だと感じました。
駆け足での視察でした、スタジアムの検討は今から。
場所等のこともありますが、どのようなものを不随で設置し
いかにランニングコストの負担を軽くしていけるのか。
課題は色々見えてきました。
建設に向けて、今後議会でしっかり議論をしていきたいと
思います。
山梨県議会議員 永井 学